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電力市場に広がる「需給調整市場」とは?──注目される蓄電池の役割と新たな収益機会

目次

1.需給調整市場とは?

2.電力広域的運営推進機関(OCCTO)による取り組み

3.蓄電池が「需給調整市場」に与えるインパクト

4.ビジネス機会としての蓄電池──収益モデルと展望

5.まとめ

6.弊社の共有型系統用蓄電池のご紹介

 

🔶1. 需給調整市場とは?

需給調整市場とは、電力の「需要」と「供給」をリアルタイムで

一致させるための市場であり、2021年から段階的に制度整備が進められてきました。

特に再生可能エネルギーの導入拡大により、天候などで出力が不安定な電源が

増加しており、系統の安定化には「調整力」が欠かせません。

この需給調整市場は、従来の電力会社だけでなく、蓄電池や新規プレイヤーが

参加可能な設計となっており、系統用蓄電池にも大きなビジネスチャンスが生まれています。

 

🔶2. 電力広域的運営推進機関(OCCTO)による取り組み

OCCTOは、需給調整市場の拡充と公平な市場運営を主導する組織であり、

以下のような段階的施行スケジュールを定めています:

年度 主な施策内容 関連する蓄電池ビジネス機会
2021年度 需給調整市場(一次・二次調整力)開始 初期参入による実証・先行優位性
2024年度 三次調整力(②)の市場化、ベースライン方式導入 充放電パターンの高度制御に対応した蓄電池が活躍
2025年度 新たな調整力メニュー導入・ルール見直し 高精度な応答・価格応札型モデルでの収益最大化
2026年度以降 容量市場・調整力市場との連携深化 マルチマーケット対応型蓄電池への移行が加速

 

🔶3. 蓄電池が「需給調整市場」に与えるインパクト

需給調整市場では「短時間で充放電ができる柔軟性の高い電源」が評価されます。

蓄電池はその筆頭であり、すでに多くの事業者が、調整力としての活用を進めています。

以下は、蓄電池の導入量と需給調整市場の成長予測の関係性を示すグラフです。

 

🔶4. ビジネス機会としての蓄電池──収益モデルと展望

需給調整市場では、調整力を提供することで

以下のような収益化が可能です:

💡容量提供報酬(予備力としての待機)

💡エネルギー提供報酬(実際の充放電による貢献)

💡入札価格による市場評価

 

これにより、再エネと併設しない「単体の蓄電池」であっても、

系統用としての価値が認められ、市場参入が可能となっています。

 

🔶5. まとめ

需給調整市場の成長と制度整備により、

これまで以上に「蓄電池の価値」が高まっています。

再エネ主力電源化の鍵を握る存在として、今後も導入は加速する見込みです。

なかでも「系統用単体型蓄電池」は、併設不要で柔軟な運用が可能なため、

中小事業者にも広がりを見せています。

 

🔶6. 弊社の共有型系統用蓄電池のご紹介

当社では、

「共有型系統用蓄電池投資事業」を展開しております。

 

→ 詳細はこちら:共有型系統用蓄電池のご案内

→資料請求‣オンライン面談予約はこちら:資料請求・面談予約フォーム

 

※本記事は、一般社団法人電力広域的運営推進機関(OCCTO)や

業界メディア等の公表情報に基づき、弊社が独自に解釈・編集したものです。

制度詳細は変更される可能性がありますので、最新の情報は公式発表をご確認ください。

 

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