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脱炭素の進捗、日本は「優等生」 欧米は目標とのかい離大きく

環境省が主要7カ国(G7)の脱炭素化の進捗をまとめたところ、

2021年度、二酸化炭素(CO2)排出量について目標に対する超過量は日本が最少でした。

各国が国連に提出した資料を基に、環境省が初めて、主要国の比較データを作成

進捗の提示には、野心的目標を掲げることに終始するG7に対し、

振り返りの検証を促すという狙いもあります。

環境省がまとめたデータによると、21年度の日本のCO2排出量は「あるべき量」に比べて

0.2億トンの超過にとどまりました。G7でも最少の超過量です。

次いで超過量が小さかったのが0.4億トンの英国でした。

その後にイタリア(0.9億トン)、フランス(1.0億トン)、カナダ(1.1億トン)、

ドイツ(1.3億トン)と続きます。

一方、超過量が最も大きかったのが10.3億トンの米国。欧州連合(EU)は5.7億トンでした。

日本は石炭火力を稼働するなど化石燃料への依存度が高く、

脱炭素が遅れているとのイメージがありますが、この結果をみると実際はG7で

最も着実に脱炭素化を推進している「優等生」であることが読み取れます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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