コラム
共働き夫婦は税金で損?お得?節税対策で手取り額に大革命?!
近年、物価高や増税傾向のため収入が増えても社会保険料や税金の負担も大きくなり
手取り額は思ったよりも少ないと感じる人も多いのではないでしょうか?
でも、実は同じ年収でも共働きは片働きよりも有利でお得な節税対策がたくさんあるので
その中の一部をご紹介していきます。
※本記事では、年収は給与年収のみを想定して記載しています。
自営業者や給与収入以外の収入がある場合は、目安となる年収が異なりますのでご注意ください。
もし世帯年収が同じなら、手取り収入は片働きよりも共働きのほうが多くなります。
なぜなら、所得税は年収が高くなるほど税率が高くなり、
同じ世帯年収なら、1人でたくさん稼ぐよりも2人で稼ぐほうが税率が低くなりやすいため
世帯の手取り収入は多くなるからです。
また、片方の給与年収が約200万以下までの共働きは、
独身や片働きの家庭に比べて税金面で特に有利となりやすいのです。
なかには働き方を調整したほうがお得なケースもあるので、
税金の仕組みやお得な制度をひと通り紹介していきます。
・年収100万円前後までなら所得税・住民税がかからない(※地域により数万円変動あり)
・年収約106万円(または130万円)未満なら社会保険上の扶養には入れる
・年収201.6万円未満なら配偶者(特別)控除が受けられる
💡年収が150万円を超えると配偶者特別控除の金額が減るとはいっても
稼げば稼ぐほど手取り年収は増えますので
厚生年金に加入すれば将来もらえる老齢年金等も多くなります。
ですので、年収150万円を超えたらどんどん年収アップを目指すのがオススメです!!
📢共働き世帯が税金で損しないための節税対策5選
対策①:住宅ローン控除を2人とも受ける
対策②:保険料や医療費、家族の年金保険料は、年収が高いほうが払う
対策③:子どもは年収が高いほうの扶養に入れる
対策④:ふるさと納税で家計や故郷を支援する
対策⑤:確定拠出年金(企業型DCやiDeCo)を活用する
共働き家庭は片働きに比べて、税金の負担が高くないまま
手取り収入を増やしやすいため税金の面でお得といえます。
まずは給与明細や源泉徴収票を見て、自分の年収や税金をしっかり確認することから始めてみましょう!
頑張って働いた分、できるだけ手取り収入を増やして豊かな生活を送りませんか?
ご自身で使える税金対策は、できるだけ全部試して未来のために備えましょう!
弊社では、お客様の味方となってアドバイスを行うファイナンシャルプランナーが多数在籍しております。
税金対策はもちろん、将来設計・資産運用など幅広くご提案させていただきます。
お気軽にお問い合わせ下さいませ。