コラム
2023.03.23
NPO法人と一般社団法人の違い
NPO法人と一般社団法人は、共に法人格を有する団体ですが、その目的や運営に違いがあります。
【NPO法人】
NPO法人は、非営利団体の略で、非営利団体のことを指します。
その名の通り、営利を目的とせず、社会貢献や福祉の向上などの公益的な目的を追求する団体です。
利益を目的としないことが必要 でNPO法人は、経済的な利益を追求することを目的としてはいけません。
そのため、資産や収益を私的な目的で使うことはできません。
【一般社団法人】
一般社団法人は、多数の役人の利益を図ることを目的とし、法人格を有する団体です。
利益を目的としないことが原則だが、例外がある一般社団法人も、原則として利益を目的としてはいけません。
【2つの目的】
NPO法人と一般社団法人の最も大きな違いは、目的です。
NPO法人は、社会福祉や文化・芸術、環境保護などの公益的な活動を目的としています。
一方、一般社団法人は、その会員の共通の利益を保護・促進することが目的です。
つまり、NPO法人は一般社会に対して貢献すること、
一般社団法人は自分たちの会員に対して貢献することとなります。