コラム
2024.02.19
系統用蓄電池が必要とされる理由…
現在の日本では再生可能エネルギーが捨てられています!
電力需給のバランス調整で、2021年には1日最大約2GWの再エネ電力が廃棄されており、
それが2030年には最大約16GWまで拡大すると言われています。
余った電気は系統用蓄電池に貯めておけば、無駄なく使い切ることができます。
太陽光や風力による発電方法は、発電量が天候や時間などに左右されてしまい、とても変動性が高いです。
一度系統用蓄電池に貯めてから需給に合わせて放電すれば安定した電源として使うことができ、
グリッド全体の安定性向上にも寄与します。
あまり知られていませんが、電気は市場で毎日取引されています。
太陽光発電が活発な昼間は安く、夜は高くなります。その差は日によって違いますが、数千倍になることもあり、
安い時に充電して高い時に放電すればその価格差で大きなビジネスになります。
日本は2050年カーボンニュートラルの実現に向け、太陽光発電や風力発電など再生可能エネルギーの
導入量を積極的に増やしていますが、これら太陽光や風力による発電方法は、
発電量が天候や時間などに左右されてしまいます。
系統用蓄電池を活用すればこの不安定な電源を安定化させ、本来捨ててしまう電力を効率よく活用し、
脱炭素へ貢献するこができます。
脱炭素による社会貢献をしながら新しい環境ビジネスを始めませんか?